アズワークとは

大型加工設備を導入。いままで以上に大型加工が短工期・高精度で可能に。

大きなものほど、加工の精密さが要求されます。そこには熟練の匠の技とノウハウはもちろんですが、そうした技術をさらに精度の高いものとするため には、大型加工に適した設備、マシンが必要となってきます。いままでにも私たちアズワークは、大型アタッチメントをはじめとする一品物の金属加工を手がけ てきましたが、今後はさらに大型加工に事業領域・広げていくべく、最新の設備・マシニングセンタを導入。最新鋭のテーブル形横中ぐりフライス旋盤では、X 軸2500、Y軸2000、Z軸1500まで対応可能。しかもお客さまのニーズに応じた短納期を実現します。金属加工のA to Z。私たちはあらゆる金属加工にお応えしていくことを誇りとしています。


技術紹介

私たちの溶接は、品質について高い評価を専門家からいただいています。しかし、それはただ美しいだけではありません。溶接構造の歪みや伸びを予見し、内部欠陥のない構造を図面通りに仕上げるためには、熟練の経験とノウハウが必要になります。新しい時代のものづくりは、新しい技術や設備だけでは決して満足とはいえません。
ニーズが高精度化・多様化すればするほど、そこに匠の技が息づいているのです。アズワーク製作所は、匠の技と新しい技術や感性エネルギーの調和をはかりながら、今後もより高度な製作ニーズに応えてゆきたいと考えています。

複雑加工

例えばこの「レブコン(リボルビング・コネクションの略)」と呼ばれる、無垢のアルミから削り出した高精度部品。フォークリフトの特殊なアタッチメントの回転側に油圧を伝え、かつ作動を制御するものですが、製作には高度な技術が必要です。
ボディとシャフト間のOリングに傷がつくことによる、油漏れの原因を極力避けるため、ボディ内部は非常に高度な表面仕上と寸法精度が要求されます。また、単なる直方体ではなく複雑に面取りされた多面体内部に縦横斜めに貫通する穴の加工には、正確な切削角度の制御が必要です。これらの複雑な加工を実現する技術力が、アズワーク製作所を支えています。

大型加工

一見、大型製品にはさほど精度が求められないと思われがちです。しかし大型になるほど、熱による歪みや素材の癖を正確に予見しなければ、完成時の誤差が大きくなります。
まず、加工する前の段階での「歪み取り」が、完成品の精度を左右します。次に、溶接で発生する熱による歪みを計算しながら製作しますが、完成時に設計値に収まるようにするには相当な熟練者の経験値が必要とされます。当社には、時に0.1mmの精度を極める溶接技術者が存在します。
もちろん、アズワーク製作所には大型部品を扱える設備が整っていることは言うまでもありません。

治具

加工する素材をクランプ(締め付け)して支える治具は、ひとつひとつがその製品に合わせて作られたアズワーク製作所のオリジナルです。完成品の精度・品質は、この治具に左右されるところが非常に大きいと言えます。
例えば、製品に切削・溶接などの加工をするとき、その製品を支える治具の精度や剛性が求められるのはもちろんですが、ただ剛性を上げるためにやみくもに補強してよいわけではありません。作業効率を考えると、できる限り少ないクランピングによって一方では精度や剛性を、もう一方では着脱や工作の容易さを両立しなければならないのです。
アズワーク製作所は、このような相反する機能を高次元で共存させる理想的な治具を、設計・製作するノウハウを持っています。


設備紹介

優れた製品は、優れた技術はもちろんですが、優れた設備環境がなければ生産できません。また、だからこそ時間的ロスや材料のムダもなくしていけるのです。そのため、アズワーク製作所はつねに最新の設備を導入してきました。小さなパーツの旋盤や穿鑿加工はもちろん、大型鉄板のプレスや切断、加工、組立、塗装まで、一貫して行なえる最新のシステムを整えています。しかも、それらのマシンをエキスパートの厳格な操作と品質管理基準が監視しています。完成後も二重、三重の徹底した品質試験・審査を行ない、万にひとつのミスも出さないように努めています。最新の設備と確かな技術を持った熟練者との連携作業が、私たちアズワーク製作所の信頼を生み出しているのです。

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製品紹介

アズワーク製作所は、創業以来、フォークリフトのアタッチメントや換向車軸(リアアクスル)を中心に製造してきました。それらの製品は、納入先からも高い信頼と評価をいただいています。それは、とりもなおさず、私たちの技術への信頼とものづくりにおける真摯な姿勢に対する評価であると自負しています。特に、最近の産業界のものづくりに対するニーズは厳しく、日進月歩の勢いで進化・発展する産業界にあって、日々の切磋琢磨こそが実績の牽引力となります。私たちはこうして研鑽してきたものづくりの技術を柔軟な発想で、さまざまな産業領域で活かしてゆきたいと考えています。

フォークリフト用アタッチメント

 

フォークリフト用リアアクスル

各種パーツ

 

レボルビングコネクション

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  1. 2019.10.17

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